トピックス

脳神経外科医への道 Vol. 45

本年9月8日(土)、名古屋で開催された第95回日本脳神経外科学会中部支部会学術集会に参加しました。
卒後1年目の岡田恭典先生は「急速に出現、進行した前大脳動脈+中大脳動脈狭窄に対する集学的血行再建術」を発表しました。卒後5ヶ月間で2つめの学会発表です。今回の発表にあたっては、卒後6年目の山本修輔先生が全て指導する、スタッフ顔負けのスキルを発揮してくれました。
卒後4年目の浜田さおり先生は「乳歯折損に起因した脳膿瘍乳児の1例」を発表しました。乳歯折損が原因となる脳膿瘍は稀で、浜田先生は上手にまとめて発表してくれました。イラストも可愛かったです。
北海道大学から来てくれている齋藤久泰先生は「後大脳動脈領域を含んだ高度脳虚血を有するもやもや病に対する一期的脳血行再建術」を発表しました。7例8側に実施していますが効果バツグンです。彼にとっては初めての中部支部会への参戦となりましたが、北海道支部会の雰囲気との違いに刺激を受けてくれたものと考えます。

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 45

We joined the 95th. Neurosurgical Meeting of Chubu Area in Nagoya on September 8, 2018. Our residents, Drs. Yasunori Okada and Saori Hamada presented their case reports on STA-ACA bypass & balloon angioplasty and infantile brain abscess, respectively. Dr. Hisayasu Saito presented a case series of one-stage bypass surgery for anterior and posterior circulation for moyamoya disease with dense ischemia in the PCA territory.

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