2013年5月4日、米国ヒューストンにあるベイラー医科大学にて、もやもや病に関する国際会議が開催されました。日本からは当科の黒田と柏崎が招待されて参加してきました。
黒田は、ベイラー医科大学の総回診にて「もやもや病の外科治療」についてレクチャーし、国際会議では「もやもや病術後の過灌流症候群」について宿題報告する機会をいただきました。柏崎は「もやもや病の脳脊髄液のプロテオーム解析」について最新のデータを発表しました。
近年は米国やヨーロッパにおいても、もやもや病への関心が急速に高まっており、長年、この分野をリードしてきたわれわれ日本人もさらに研究を進めていく必要性を痛感した旅でした。
写真は、MD Anderson Cancer Centerにおけるレクチャーのあと、神経外科のDr. Duckworth(中央)、神経内科のDr. Raoと撮影したものです。