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永井正一先生送別会

  長年、当科にて助教、講師として勤務してくれた永井正一先生が本年7月から富山赤十字病院に異動しました。永井先生ご本人からも大変喜んでいただきました。去る6月某日、永井先生の送別会を開催させていただきました。病棟や手術室から驚くほど多数の看護師さんも参加してくれて、永井先生の人気ぶりに度肝を抜かれました。とても和気藹々とした会でした。
 永井先生は新潟大学、トロントでグリオーマの分子生物学を究めた学者肌の脳神経外科医です。彼のトロントでの研究は、2012年のGene & Cancer誌の表紙を飾りました。その時、永井先生は「もう死んでもいい」と呟きましたが、黒田は「まだ早い!」と言いました。彼には富山赤十字病院で地域医療に邁進してもらうとともに、これまで通り富山大学脳神経外科・脳腫瘍班と緊密に連携しながら後進の指導にあたってもらう予定です。
 また、彼は富山と登山をこよなく愛する男で、毎年恒例の医局登山では常に強い責任感を胸に、われわれグータラ登山隊を守ってくれました。双六夏山診療所のため一緒に登山したこともいい思い出です。
 今回の送別会でのショットのほか、懐かしい2012年9月の写真も掲示させていただきます。Time is quick.

Farewell party for Prof. Shoichi Nagai

Prof. Nagai moved to Toyama Red-Cross Hospital in this July. He has a huge volume experience of basic and clinical works on brain tumor, especially glioma and pituitary tumor.
Let’s have a toast to celebrate his happy future and advancement of his works.

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