去る8月27日(木)〜28日(金)、富山大学解剖学(一條裕之教授)の多大なるご協力のもと、本年は2日間にわたって脳神経外科手術解剖セミナーを開催させていただきました。例年どおり当科の富田隆浩が担当し、のべ15名あまりが参加しました。
本年は、まず1日目に研修医の先生たちに基本的な前頭側頭開頭やシルビウス裂の剥離、頚部頚動脈脈の露出、後頭下開頭などを学んでもらい、2日目は指導医を中心にorbitozygomatic approach, transcavernous approach, anterior & posterior petrosal approach, occipital transtentorial approachなどをじっくりと勉強させていただきました。
これらのセミナーを通して、各人が手術伎倆・治療成績をさらに向上させてくれることを強く願っています。