脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)はいったん発症すると、たとえ生命は助かっても、さまざまな症状や障害が残る場合が少なくありません。患者さん本人はもちろん、そのご家族、そして社会への影響は多大です。平成17年に公益社団法人日本脳卒中協会が設立され、脳卒中に関する正しい知識の普及および社会啓発による予防の推進と、脳卒中患者の自立および社会参加の促進を目的に活動しており、われわれ富山支部もその一翼を担ってきました。
しかし、その活動は必ずしも十分だったとは言えません。そこで、このたび平成29年度から富山県内の脳卒中患者さん、および、そのご家族を支援する目的で会員制の「富山県脳卒中の会」を設立しました。脳卒中に罹患した会員の皆様が治療、リハビリテーションなど、あらゆる面で日常生活上の相談をできるよう、医師、看護師、リハビリテーション技師、行政担当者等の皆さんのご協力のもと、定期的に講演会、相談会などを開催いたします。また、脳卒中の治療や予防などに関する最新情報を会員にお届けするためのパンフレット、公報誌を発行する予定です。
今月から富山県内で脳卒中の患者さんを診療している病院の外来にて、本会のリーフレットの配布を開始しています。本会へのご入会にご興味のある方は以下までお問い合わせ下さい。
〒930-0194 富山市杉谷2630
富山大学医学部脳神経外科内
富山県脳卒中の会 事務局
電話 076-434-7348
顧 問:遠藤俊郎(富山大学・学長)
会 長:黒田 敏(富山大学脳神経外科)
副会長:南 眞司(南砺総合病院内科)
橋本二美男(富山県リハビリテーション病院)
堀江幸男(済生会富山病院脳神経外科)
高嶋修太郎(JCHO高岡ふしき病院)
幹 事:田口芳治(富山大学神経内科)
古井英介(済生会富山病院脳卒中内科)
増岡 徹(砺波総合病院脳神経外科)
山本博道(黒部市民病院脳神経外科)
新井政幸(厚生連高岡病院脳神経外科)
監 事:本道洋昭(富山県立中央病院脳神経外科)
宮森正郎(富山市民病院脳神経外科)