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第8回富山マイクロ手術道場

2019年9月14日(土) 13:00〜18:00、脳神経外科「道」を究めるべく、3名の名だたる「師範」をお招きして第8回富山マイクロ手術道場を開催させていただきました。
まずは「稽古」と称して、当科の高 正圭は昨年に引き続き、脳神経外科手術の基本中の基本である「経シルビウス裂アプローチ」について志願の発表でした。次いで、堀恵美子は脳動脈瘤クリッピング術について「2012年3月 ビフォー・アフター」と題して、黒田の富山赴任前後で自分の手術がどのように変わってきたのかをプレゼンしてもらくれました。「師範」の先生方から数多くのご助言をいただきました。黒田は事前にチェックはしていませんが。二人とも入念に準備した出色のプレゼンをしてくれたことが嬉しかったです。毎日手術を闇雲に繰り返すだけではなく、時には立ち止まって、自らの伎倆についてとことん考え抜く時間がとても重要であることをあらためて確信した「稽古」でした。
三名の「師範」からも、魂のこもった渾身のご講演を賜わりました。
中山若樹先生(北海道大学)からは「前交通動脈瘤に対する大脳半球間裂アプローチ」を中心に基本的な技術、クリッピングの概念から始まり、近年の技術的進歩の応用についてご講演いただきました。
清水宏明先生(秋田大学)からは「手術の技術とコンセプトの継承」について、広南病院、秋田大学でのご経験を中心に頭蓋底外科の真髄について、自らの外科医としての歩み、指導者としての矜持をわれわれに説いて下さいました。
わが師・上山博康先生(禎心会病院・脳疾患研究所、富山大学客員教授)からは近年流行の「ハイブリッド外科医」について、若き日における都留美都雄先生、伊藤善太郎先生との出会いから始まり、常識を打ち砕いて治療困難な疾患を治療するために開発してきたさまざまな手術方法や手術器械の真髄についてご講演いただきました。「目の前の患者さんを治す」ために医者になったわれわれは、心技体ともに優れた外科医になることを生涯目指さなければならないことをあらためて教えていただきました。

予定を1時間近く上回る5時間にわたるロングラン道場でしたが、外科手術の真髄と外科医の心得と矜持に触れることができ、誇張抜きに姿勢を正すとともに身震いするような感激に浸ることができました。お越しいただいた3名の「師範」の先生にあらためて深謝申し上げます。

The 8th. Toyama Microsurgical Training Colosseum

We held “Toyama Microsurgical Training Colosseum” on September 14, 2019. Two neurosurgeons at our department presented their recent progress of surgery for trans-sylvian approach and aneurysm clipping, respectively. Then, three expert neurosurgeons from Akita and Sapporo gave us the excellent lectures on surgical technique, computer imaging, education, and philosophy of neurosurgery. We could learn a lot about the passion, philosophy, and advanced technique for neurosurgical disorders in this “Colosseum”.
Boys and girls, be ambitious!

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