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北陸夏季脳血管内治療懇話会 ハンズオンセミナー 第6回ホタルイカ・カンファレンス

 2016年8月20日、夏の恒例である血管内治療ハンズオンセミナーを開催しました。今回で13回目を迎える本セミナーは、その知名度が高まってきたこともあり、全国から多数の申し込み・問い合わせをいただきました。許容人数の関係で早期締め切りとせざるをえませんでした。
 講師に村尾健一先生、松丸祐司先生、杉生憲志先生、松本康史先生、木多眞也先生、吉村紳一先生、内山尚之先生、キッティポン・スィーワッタナクン先生、内田和孝先生、山家弘雄先生をお招きしました。今回もデバイスセッティングの基本、動脈瘤、CAS、血栓回収の4ブースを設け、約6時間をかけて数多くのトレーニングを行っていただきました。過去最多の参加人数となり、大変盛況でした。本セミナーが受講の先生の明日からの診療に役立てられることを期待します。

 引き続き、第6回ホタルイカ・カンファレンスを開催しました。本カンファレンスも過去最多の参加人数となりました。今回の特別講演にはキッティポン・スィーワッタナクン先生(東海大学)をお招きし、「硬膜動静脈瘻治療に役立つ 的を絞った血管解剖」と題したご講演をいただきました。動脈・静脈の詳細な機能解剖に基づいた硬膜動静脈瘻の診断・治療のコツ・ピットフォールについて、非常に興味深いお話をいただき、大変勉強になりました。続いて一般演題に移りました。今年は計13演題の応募をいただき、非常に多彩な症例の検討を行うことができました。発表途中でもたくさんの質問やコメントが入り、最後まで白熱した議論が交わされました。
 朝9時過ぎからハンズオンが始まり、ホタルイカ・カンファレンスが終了した時は21時半を過ぎていました。会を通して大変勉強になっただけではなく、多くの先生との交流が得られ、非常に充実した1日を過ごすことができました。どちらも多数のご参加をいただき、ありがとうございました。次回は2017年8月19日(土)に開催する予定です。

We hosted neuroendovascular therapy hands-on seminor and the 6th Hot dural arteriovenous fistula conference (HOTARUIKA conference) in Toyama on August 20, 2016.

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