本年12月1日、平成27年度富山大学生命融合科学教育部シンポジウムを「医療と3D」と題して開催させていただきました。近年、急速に進歩している3D-CGや3Dプリンティングなどの革新的技術について、臨床医、基礎研究の先生方から最新情報をお聴かせいただき、今後の方向性について考えるためのとてもいい機会となりました。ご講演いただいた先生方、ご来聴いただいた先生方、お手伝いいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
総合司会 黒田 敏
開会挨拶
富山大学大学院生命融合科学教育部長 水口峰之先生
第一部「医療と3D」臨床医の立場から
①富山大学脳神経外科 助教 富田隆浩先生
「脳神経外科における3Dシミュレーション」
②富山大学第一外科 教授 芳村直樹先生
「小児心臓手術における3D画像の役割」
第二部「医療と3D」研究者の立場から
③富山大学工学部再生医工学 教授 中村真人先生
「生きた3次元臓器を作る研究のあゆみ:バイオプリンティ ングからオーガンファブリケーションへ」
④山形大学工学部ソフト&ウェットマター工学 准教授 川上 勝先生
「分子や臓器の可視化、可触化がもたらすもの」
⑤山形大学工学部ソフト&ウェットマター工学 教授 古川英光先生
「3Dゲルプリンターが可能にするデザイナブルゲルの開発と 医療分野への展望」
閉会挨拶
富山大学大学院生命融合科学教育部 副教育部長 豊岡尚樹先生