通常、脳神経外科の顕微鏡手術では最高倍率が20倍ほどが実用的な限界です。しかし、当科の松村が開発に携わった新しい手術顕微鏡は、実用的な拡大率を50〜60倍まで高めてくれました。
この顕微鏡によって、これまでは手術中に視認することが難しかった微細な対象物を明るく高い解像度のもとで観察することが可能となりました。
脳神経外科に応用した成果は、最近の以下の報告をご参照下さい。
脳神経外科速報 23:1206-12113, 2013
Neurol Med Chir (Tokyo) 2013 Oct 7. [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24097097
*写真は前者の論文から転載したものです