トピックス

ニューロサイエンスの旅 Vol. 2

国内外とも、脳梗塞の急性期に有効な脳保護薬はきわめて数少ないのが現状です。造血サイトカインである顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)は神経保護・再生に関与していると考えられ、富山大学脳神経外科および済生会富山病院脳卒中センターは、東海大学神経内科・瀧澤俊也先生が主宰される国内4施設からなる2重盲検第二相試験に本年より参画しています。
脳梗塞の新たな治療法を科学的データに基づいて開発することは社会的にも大変意義深いことであり、われわれも少しでもこの研究に貢献したいと考えています。

We have joined new phase II clinical trial of G-CSF on acute ischemic stroke in Japan. Granulocyte-colony stimulating factor (G-CSF) is considered to play an important role in the protection and regeneration of ischemic brain.

関連記事

  1. 脳神経外科医への道 Vol. 51
  2. 第14回韓日脳卒中の外科学会
  3. 富山大学・双六岳夏山診療所2013
  4. ニューロサイエンスの旅 Vol. 4
  5. 脳神経外科医への道 Vol. 12
  6. 富山グルメ紀行 Vol. 5
  7. 第16回日本再生医療学会
  8. Loftus教授ご来訪
PAGE TOP