トピックス

ニューロサイエンスの旅 Vol. 2

国内外とも、脳梗塞の急性期に有効な脳保護薬はきわめて数少ないのが現状です。造血サイトカインである顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)は神経保護・再生に関与していると考えられ、富山大学脳神経外科および済生会富山病院脳卒中センターは、東海大学神経内科・瀧澤俊也先生が主宰される国内4施設からなる2重盲検第二相試験に本年より参画しています。
脳梗塞の新たな治療法を科学的データに基づいて開発することは社会的にも大変意義深いことであり、われわれも少しでもこの研究に貢献したいと考えています。

We have joined new phase II clinical trial of G-CSF on acute ischemic stroke in Japan. Granulocyte-colony stimulating factor (G-CSF) is considered to play an important role in the protection and regeneration of ischemic brain.

関連記事

  1. 「橋本信夫先生講演会」のお知らせ 10月31日(木)18:30〜…
  2. 富山大学脳神経外科ホームページ
  3. 欧州脳卒中カンファランス2018
  4. 脳神経外科疾患メモ Vol.11 内頚動脈狭窄症に対する血管内治…
  5. 富山大学附属病院・包括的脳卒中センターの記事掲載
  6. 第3回国際もやもや病会議
  7. ニューロサイエンスの旅 Vol.32
  8. NeuroRehab2017 in Toyama 第8回日本ニュ…
PAGE TOP