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脳神経外科疾患メモ Vol. 7

脳動脈瘤は日本人の約5%に発見されると言われています。脳動脈瘤が破裂するとクモ膜下出血をきたします。多くの場合、突然の後頭部痛、意識障害で発症します。
最近の日本におけるコホート研究では、未破裂脳動脈瘤が破裂する危険性は年間0.95%であることが明らかにされました。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1113260
大部分の脳動脈瘤の治療には、①開頭による脳動脈瘤クリッピング術、②血管内手術による脳動脈瘤コイル塞栓術によって将来の破裂を予防する方法が行なわれています。それぞれの治療法には一長一短があり、脳動脈瘤の場所、大きさ、患者さんの年齢、持病などに合わせて選択されます。
写真は、未破裂脳動脈瘤に対してクリップをかけた際の術中写真です。

Rupture of cerebral aneurysm causes subarachnoid hemorrhage, which is often fatal. According to very recent cohort study in Japan, the annual risk of aneurysm rupture is 0.95%. Cerebral aneurysms are usually treated by clipping surgery (photo) or endovascular coiling.

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