トピックス

第80回日本脳神経外科学会学術総会(横浜)

2021年10月27〜30日、山梨大学の木内博之教授が会長を務められて、第80回日本脳神経外科学会学術総会が開催されました。メインテーマである「科学の追求と実践知の涵養」の精神が貫かれた素晴らしい学会でした。COVID-19 outbreakの第5波がなぜか急速に収束してくれたおかげで、久し振りにon-siteで参加できた学会でした。皆さんが異口同音におっしゃっているように、今回は従来のスタイルの学会の長所をあらためて実感させられました。当科からは以下のタイトルで発表させていただきました。

黒田 敏(特別シンポジウム)
もやもや病に対するバイパス術の科学と実践知
赤井卓也(サブスペシャルティシンポジウム)
頭蓋骨縫合早期癒合症登録システムの構築
秋岡直樹(サブスペシャルティシンポジウム)
硬膜動静脈瘻の治療選択と成績:Onyx導入前後の比較
堀 恵美子(一般口演)
STA-MCA anastomosis術後過灌流症候群の発生因子
柏崎大奈(一般口演)
内頚動脈狭窄症プラーク内の石灰化の分類と臨床的意義
山本修輔(一般口演)
もやもや病クモ膜における筋線維芽細胞の分化増殖
柴田 孝(ポスター)
脳梗塞における脳波の3重相関値と上肢麻痺との関連性
富田隆浩(ポスター)
遺伝子変異によって分類した神経膠芽腫における臨床的特徴の検討

The 80th. Annual Meeting of the Japan Neurosurgical Society in Yokohama

The 80th Annual Meeting of the Japanese Neurosurgical Society was held on October 27-30, 2021, chaired by Professor Hiroyuki Kiuchi of the University of Yamanashi. It was a wonderful conference that embraced the spirit of the main theme, “Pursue Science and Cultivate Phronesis,” and I was able to participate in the conference onsite for the first time in a long time, thanks to the fact that the 5th wave of the COVID-19 outbreak has somehow been rapidly resolved. As everyone said in unison, this conference made me realize again the advantages of a traditional style conference. From our department, we gave a total of 8 presentations, including 3 symposiums, 3 oral presentations, and 2 poster presentations.

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