国内外とも、脳梗塞の急性期に有効な脳保護薬はきわめて数少ないのが現状です。造血サイトカインである顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)は神経保護・再生に関与していると考えられ、富山大学脳神経外科および済生会富山病院脳卒中センターは、東海大学神経内科・瀧澤俊也先生が主宰される国内4施設からなる2重盲検第二相試験に本年より参画しています。脳梗塞の新たな治療法を科学的データに基づいて開発することは社会的にも大変意義深いことであり、われわれも少しでもこの研究に貢献したいと考えています。
We have joined new phase II clinical trial of G-CSF on acute ischemic stroke in Japan. Granulocyte-colony stimulating factor (G-CSF) is considered to play an important role in the protection and regeneration of ischemic brain.
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