富山大学脳神経外科では、脳神経外科医としての誇りと矜持を身につけるように指導しています。脳血管疾患、脳腫瘍、脊髄脊椎疾患、小児神経外科、機能外科、末梢神経疾患などを対象とした保存的治療、外科治療の知識、伎倆を学習することに加えて、MRI, SPECT, PET, DSAなどによる診断技術、読影能力を身につけることを研修の柱に位置付けています。
診療のみならず神経科学を体得、実践できる医師を輩出するために、研修医の段階から国内での学会発表、和文誌・英文誌への論文投稿を義務づけ、常に臨床での経験を科学的に昇華させる習慣を身につけるように指導しています。日常的には毎週開催している総回診、術前・術後カンファランス、リサーチミーティングなどを提供しています。